輸入許可書到着~渡航当日2005年2月 初旬 輸入許可書到着 コピーをかかりつけの動物病院の担当獣医師に渡す *1 ワクチン接種・狂犬病予防注射・血液検査・害虫駆除の日程を相談 ワクチン接種(2/5) *2 2005年2月 中旬 農林水産省動物検疫所(成田)に輸出手続に関する問い合わせ、予定出発日(輸出日)の連絡 FAXにて検疫所から輸出検査の申請書が送られてくる *3 日本通運(動物輸送)に問い合わせ、申し込み *4 2005年3月 中旬 農林水産省動物検疫所に輸出検査申請書とAQIS輸入許可書のコピーを送付 出発空港内にある「ペットお預かりサービス」予約 2005年4月 初旬 狂犬病予防注射接種と血液検査(4/5) *5 血清検査の為、かかりつけの動物病院にて血液採取(4/9) *6 採取時に不備があり、再度 血液採取(4/12) 血清検査の結果「OK」との連絡あり 2005年4月 中旬 日本通運(動物輸送)にオーダーシートおよび関連書類一式を送付 *7 同時に、犬の貨物が人間と同便になるように予約手配を依頼 船便発送 *8 管轄保健所に狂犬病予防注射接種済、および国外転居の連絡 *9 2005年4月 下旬 日本通運(動物輸送)より、同便が予約できたとの連絡 2005年4月23日 かかりつけ動物病院のペットホテルに預ける この間、トリミングと駆虫処理をお願いする 航空便・国内保管・実家送りの荷物を発送 *10 2005年4月25日 引越作業終了後、かかりつけの動物病院へ 担当獣医師、輸入許可書(オリジナル)に必要事項を記入、署名 *11 レンタカーと友人の車2台で空港へ 空港内の「ペットお預かりサービス」に預ける *12 人間は空港近くのホテルへ 2005年4月27日 「ペットお預かりサービス」に迎えに行く 空港内動物検疫所にて最終検疫 *13 国内乗り継ぎ便 搭乗(犬は手荷物扱い) 成田到着 1度チェックアウト、犬を受け取る 日本通運(動物輸送)担当者に引渡し(ここから犬は貨物扱い)*14 ノエル&ヴェルデと同便にて渡豪 *1 輸出手続をお願いする獣医師に輸入許可書のコピーを渡しておきましょう。 自分達と先生との連絡だけでなく、後に先生と検疫所担当官(日本側)との打ち合わせにも必要になります。 先生のサインの練習にも役立つかもしれません。(笑) *2 ワクチンの詳細は、「輸入許可書」の[Condition Text]をご覧ください。 *3 検疫所に問い合わせる際、出発(輸出)予定日・血清検査の為の血液採取をする動物病院の名前・連絡先・担当獣医師名がわかっているようでしたら、それを伝えます。 「狂犬病予防法及び家畜伝染予防法に基づく犬の輸出検査申請書」が送られてきて、輸入許可書のコピーを添付、備考欄に血清検査の為の血液採取をする動物病院の名前・連絡先・担当獣医師名を記入の上、返送するようにと指示があります。 また、出発(輸出)予定日を連絡している場合は、血清検査の時期についても指示があります。 *4 オーダーシート・関連書類のフォームとともに、概算費用の見積もりも出していただきました。 *5 ちょうど2005年度の狂犬病予防注射の接種時期でしたので、このタイミングで行いました。 狂犬病予防注射を実施する時期と血液検査に関しては、「輸入許可書の内容」の[Condition Text]をご覧ください。 *6 血液採取後、それは担当獣医師によってクール宅急便にて横浜にある検疫支所に送られ血清検査が行われます。 我が家の場合、血液採取時に不備があり、2回採取をすることになりました。 また、血清検査の結果次第では再採取となりますので、日程には充分留意されたほうがいいかと思います。 犬にとっては かなりの量の血液を採取し、負担も大きいです。 獣医師の先生も付き添っている私達も見ているのが辛かったです。 採血日に万全の状態であるよう、犬の健康には普段以上に気をつけておくことが大事だと思います。 血清検査の結果報告があった時は、本当に安心しました。 *7 国内出発地→成田の国内便が確定した時点で、書類を送付しました。 その後、インボイス(送り状)のコピーと請求書が、日本通運より送付されてきます。 支払いは、出発前日までに完了する必要があります。 *8 船便でも航空便でも同じことが言えますが、日本国内で使用していた犬の生活用品は検疫対象になりますので、送らないほうがいいと思われます。 新品のものに関しては、確かなことはわかりません。 我が家は犬の生活用品は、使用済み、新品にかかわらず、一切送りませんでした。 検疫情報に関しては、AQISのHPをご覧になり、引越し業者の担当者とよくご相談ください。 くれぐれも「このくらいならいいかな?」と隠して持ち込むことだけはおやめください。 ご自分だけが嫌な思いをされるだけでなく、日本人、日本から持ち込まれる荷物全てに対しての検疫状態が悪くなります。 迷った時には「送らない」「持ち込まない」 *9 我が家の場合、ちょうど狂犬病予防注射接種のお知らせが管轄保健所から届いておりましたので、接種済みの証明書をもって手続きを行い、あわせて国外転居の報告もいたしました。 帰国後はこの管轄保健所に帰国の旨、連絡するように指示されました。 *10 大掛かりな荷物出し、引越し作業になりますので、犬達はかかりつけの動物病院に預かってもらいました。 この間の駆虫処理に関しましては、「輸入許可書の内容」の[Condition Text]をご覧ください。 *11 記入いただく内容を自分達で事前に許可書コピーに書き込み、それを先生に手渡して、オリジナルへの記入をお願いしました。 オリジナルには最初に鉛筆で下書きしていただき、それができあがった時点で検疫所にFAXし、内容に不備がないかどうか確認いただきました。 大変お忙しい中ご対応いただき、先生には本当に感謝しております。 *12 最終検疫終了後、クレートはワイヤーで封印され、開けることは禁じられますので、出発日の朝食は抜くこと、水を新しいものに替えること、運ぶ直前にもう一度排泄させておくことを担当者に伝えました。 予約・申し込みの段階で指示、預ける当日に確認したほうがいいと思います。 車酔いなどはしないので、薬は飲ませていません。 クレートの中には、滑り止めマットの上にペットシーツ、ベットシーツの上にフリース素材(タオルなどループのあるものは爪がひかかったりするかもしれないので)で作ったマットを入れました。 このマットは転勤先が確定後に作り、出発までずっと使用していたものです。(犬自身だけでなく、私達や住んでいた家の匂いがついているもののほうが、犬も安心できるのではないかと思ったので) また、国内乗り継ぎ便に手荷物として預けるまで、空港内の移動の際、クレートには薄い布のカバーをかけました。 (しつけ教室の先生にアドバイスいただいてから、我が家ではクレートに入れる時は必ずカバーをかけます。) 外の様子がわからないように暗くしてやることで犬は落ち着きますし、吠えっぱなしということはなくなります。 *13 犬に関しては、簡単なボディーチェックで済みました。 ただ、2頭それぞれの輸入許可書の確認と、そのほとんどのページにサインと公印をもらうので時間がかかりました。 その後、輸出検疫証明書を発行いただき、内容を確認しました。 担当検疫官と主人とがそれを行っている間、犬は隣の検査室で自由にさせてもらえました。 職員の方と私とで少し遊んでやることが出来ました。 全て終了後、ワイヤーでクレートは封印され、オーストラリア到着後、AQIS側に引き渡されるまで、犬をクレートから出すことは禁じられます。 *14 国内乗り継ぎ便 到着ロビーに担当者の方が待っていてくれました。 輸入許可書・輸出検疫証明書を、犬とともに渡しました。 |